2021.11.2
2016〜2021マルツナガル描いてきたものの変化②
次の転機もまたピンチから始まります。高校卒業して入った事業所で不適応のため通所できない時期がありました。はい、また暇!
初めは家族と一緒に描き始めます。一緒に描いていると描くペースあわせてくれてるなぁとか、気持ち寄せてくれてるなぁとか、この人マル描くのめちゃ達人やんて気づきます。
しばらく在宅だったので、家族以外とも関わってほしくて、アトリエで出会った学生さんたちともよく一緒に描きました。家にも遊びに来てくれたり、皆んないい子たちだったな!
障がいの支援ていうより、描く事ではもっとフラットで、大きくなってからはなくなってた(幼児期はあったけど)友達同士みたいな時もあって、アートではそんな事もできるんだと発見でもありました。
描くのはいつもマル(数年後他バージョンもいけるようになります)。だからこその迷いのなさや、安心感でどこででも、誰とでも。
聴覚過敏で、見通しが大事で、不安感が強め、言葉がない重度知的障がいの彼女が、安心してコミュニケーションとれる貴重なツールに、アートがあったんです!おぉー!
続く…