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繋がるアートプロジェクト
自閉症の作家 fuco:

マルツナガル

描くことは、知的障がいのある自閉症のfuco:にとってコミュニケーションであり、
社会とつながる手段の1つ。
彼女そのものである小さなモチーフは、さまざまな人や場所やモノと繋がることで世界と繋がっていきます。

「モチーフが暮らしの中で使われるグッズになって、たくさんの人の日常に溶け込む。
企業の製品になって、遠く離れた街でニュースになる。
アートが誰かを励まし、誰かの力になって、またいつか彼女の元に戻ってくる」

こんな夢のあるストーリーが数限りなく次々と生まれますように。
この先どうなるんだろう?何が起こるんだろう?というワクワクを、
関わってくれたあなたと追いかけたいのです。

自由でありのままの彼女だから、きっとそこでは色んなことが巻き起こるでしょう。
楽しいこと、嬉しいこと、笑っちゃうこと、思わず声が出てしまうようなびっくりすることもきっと。
そんなハプニングも含めて、関わる人みんなで面白がっていけたらいいのです。

マルツナガルは、そんな愉快な希みを持った、冒険的なアートプロジェクト。
これからもアートを通じて、そのツナガリを広く深くカラフルに続けていきます。

fuco:

 

自閉症のアート作家 fuco:

 

fuco:(フーコ)。2000年北九州生まれ。
1歳で宮崎に転居し、感覚過敏、聴覚過敏、睡眠障害がひどくパニックとこだわりの多い幼児期を送り、4歳にして知的障がいを伴う自閉症と診断されました。
10歳より佐賀県に在住。支援学校高等部を卒業後は、生活介護事業所にぼちぼちと通所中です。

趣味は小6で始めたピアノ、2歳で80ピースをしていたパズル、刺し子。
性格はウルトラせっかちで超ぜつエネルギッシュ、きちんと並んだものをこよなく愛し、人懐っこく、そして結構優しいのです。
コミュニケーションとしての発語はかなり限られていますが、4歳下の妹、7歳下の弟と両親の愉快な5人家族で退屈しない毎日を送っています。