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自閉症の作家 fuco:
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2020.11.26

fuco: が二十歳になるまで[幼児期-1 ]

幼児期のfuco:の様子

SNSを見てくださる方には、自閉症のお子さんがいらっしゃるご家族の方も多いので、fuco: がどんな特性を持って成長してきたか、少し分けながら書いてみようと思います。人って成長するんですよ〜。

北九州にて誕生。一才になる前に父親の転勤に伴い、宮崎市に転居。よく泣く、夜寝ない以外は、発語や運動面は母子手帳どおりの順調な発育でした。

宮崎にいって、私たち家族にラッキーだったのは、隣に住む1つと3つ上の女の子が自閉症だった事。そしてそのご家族がそれはそれは仲が良く大事に子育てされていた事。これはいざ我が子が自閉症ですと言われた時に、自閉症だから不幸せではないと確信できた根っこになります。私が我が子が自閉症だという事で1度も泣いた事がないのは、この家族とその時の友達たちのおかげです。

とはいえ、3つ半下に妹が生まれた時は泣き声がダメで一日中パニック、毎日死にそうな顔で児童館に通って、そこの先生が下の子を背負ってお仕事してくださいました。

4歳になってすぐ診断をうけ、療育も始まりましたが、パニックがとにかくひどかったです。作業療法、音楽療法、グループ訓練、ずっーとパニックの時もあって理由もわかりませんでした。

食事も1日3回2時間ずつかかっていて、いつも次女はおんぶしてるか、fucoがギャーって泣き始めたら、友達が速攻迎えきて面倒見てくれてました。

近所の幼稚園は二つ行ったけどやめて、最後一年半障害者センター通園部に通いました。あんまり酷くて、安定剤や睡眠薬勧められたけど、合わなくてショック状態になり、入院した事もあります。

あー、幼児期改めて暗い…けど私児童館で育児サークル主催したり、市の子育てイベントの役員したり、友達とバーベキューや旅行なんでも行ってましたね。

あ、ちなみに嵐のような幼児期後、我が家より一層大変な時代に突入します。はい、私もう1人産んじゃうんです。

次回はその頃の彼女が好きだった事など書いてみますね。

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