2021.11.1
2016~2021マルツナガル描いてきたものの変化①
多分初めて彼女がマルを描いたのが6年前だと思います。
絵を描くのも好きではなかったし、上手と思った事もなかったけど、学校に行けない時期があって暇を潰すために、マルなら描けるだろうと、母が紙とペンを渡し「マル描いて」と言ったのが始まりでした。
思った以上にいくらでも夢中で描いたし、時間もつぶれました。切ると貼るっていうバージョンも作れば更に1人で作業できました。
毎日するわけでもなく、用意が整った時に、スケジュールにアートをいれて、100均の模造紙を1人で切ったり貼ったり描いたりをしていたのが何年も続きます。
単にスケジュールをうめる一つのパーツ。これは今でも一番の描く事の目的でもあります。その行為が日常を淡々と落ち着いて過ごす時間を作ってくれました。
描き始めたばかりの頃、妹や弟は小学生。この後中学受験をしたのでそれまでのように家族で旅行も少なくなったし、塾に送迎する時間も増えていました。母も資格をとるために時折県外に通学していたので、家族の生活全体が変わった時期でもありました。
その時にアートがじんわり彼女の暮らしに入ってきたのです。絶妙なタイミングだったと今なら思います。
続く…